さて、前回とかなり間が空いてしましましたが…
例として5D-FB-LITEにMP型コネクター(MP-5S)半田付していきます
先ずはMP-5と同様に、コネクターを分割します
(ネジになっていますから、クルッと回していきます)
同軸先端とコネクターの先端を揃えて、次の画像の様に切りこみを入れるための目印等を付けます
この時に、外側(シェル)部分を先に同軸ケーブルに入れてもOKです
入れ忘れ防止の意味で先にでも良いのですが、個人的には最後の方に入れています、作業行程中にシェルでケーブルに傷がつくのが嫌なので
個人的には前回同様に、何mm切って…ではなく、現物合わせでやっています
穴より少し右側1mm位の所から編組線(網線)を折り返します(2回か3回位)
折り返した先から1mm位先から絶縁体に切り込みを入れて、内部導体を剥きだします(1mm程度あけるのは、短絡防止の予防処置です)
この時に、外側(シェル)部分を先に同軸ケーブルに入れてもOKです
入れ忘れ防止の意味で先にでも良いのですが、個人的には最後の方に入れています、作業行程中にシェルでケーブルに傷がつくのが嫌なので
編組線(網線)を折り返すのは、コネクター間との隙間をなるべく無くしたい(接触させたい)のと、半田を無駄に流し込むようにならないようにするためです
コネクター内側の部分を上記画像の様に通して、念のために短絡していないかテスターを当てて導通チェックです
そして、内部導体(芯線)から編組線側と半田付けしていきます
この時に使う半田コテは、60~80Wのものが良いかと思います
半田付けする前に付ける所を予熱で温めておくと付けやすくなります
今回はFBタイプのメッキ線ですので、前回の5D-2Vより半田がのりにくいと思います
その様な時は、フラックスを使うとよいかと思います
半田を付けているとトロっと流れるような瞬間があるので、気を付けて見ていて下さい
しかし、いつまでものらないから…といって、熱を与えすぎるのも問題です
なかなか付かない…とコテを当て続けていると、中心導体が溶けだしてしまう事があるので注意して下さい
そしてとりあえず完成です
内部導体、芯線側を半田付けした後に一呼吸おいてから、フラックス(黄色っぽい)カスが付着する事があるので、拭き取ると接触不良が防げます
そして、外側のシェルを取り付けてあげて、放熱してあげましょう
最後の仕上げに、テスターで導通チェックして、問題無ければ出来上がり
当然ですが…編組線側⇔編組線側=導通OK 中心導体側⇔中心導体側=導通 OK 編組線側⇔中心導体側=導通無しでOK、ここが導通していたら、短絡で失敗になります…
お疲れ様でした!
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