5月です、50MHzが活発になって来ていると思う
50MHzシーズンですよ
6mバンドとも呼ばれる「50MHzシーズン到来」です
1年を通してみると「その季節しかいないのか」といわれますが、普段は誰も出ていないということは無いのですけど
Esがでますから、この季節は賑やかになる訳です
自分的の運用スタイルですが、主としてSSB(フォーン)がメインでFT8、チョットだけCWという感じです
そして、運用するには暗黙のルールがあり、国際バンド(海外との交信も可能なので)という位置づけでもあるので気をつけなければいけないこともあります
50.080MHz~50.150MHzはDX通信に備えてクリアーにしておくというやつです
そして聞いていると分かってくかと思いますが、国内となると50.200MHz~50.250MHz付近に集中しているように見受けられます
FT8等の通信も邪魔してはいけないということもありますね
後はNICTとビーコン等を聞きつつ、バンドの様子をうかがっていきます
アンテナ
このアンテナ問題が意外に大きいと思う
HFアンテナより小型になりますが、144/430MHzと比べると大きいアンテナです
ここで問題になるのが「偏波面」です
経験則上でいけば、50MHzのアンテナは水平偏波が大半です
モービルホイップ等の垂直系のアンテナで運用することも可能なのですが、垂直偏波になってしまうために効率が下がります
Esが発生して乱反射した偏波となっていても、主偏波は強いと思いますので送受信効率が悪いです
過去に自分でも試しましたが、同位置の同条件で2エレのHB9CVと50MHz使用可能のGPと比べて、かなりの差がありました
HB9CVでは59なのにGPだと52-3位の入感です
このことから、自分もこの時期になると、多バンドの小型VダイポールからHB9CVに切り替えたりしています
省電力で飛ばせる
今時の無線機ならHF/50MHzタイプがほとんど、50MHz無線機を購入なんて昔のようなことは無い
(というか、モノバンド機が皆無ですけど)
無線機に関しては、心配は無いと思います
これのEs頼みになってしまいますが、送信出力が小さい「省電力」でもそれなりに交信が可能
攻めるというなら話は別になりますが、それなりに交信ができればよいなら50Wもあれば十分です
出先で簡易的にFT-818NDとアンテナ設置して運用、6や8エリアとつながったなんてことも可能なのです
ルールに従い楽しむ
「バンドプランに従えばいいだろう」それは何の問題が無いが、他のバンドと比べて「暗黙のルール」が多いバンドとも思えます
これはお互いにストレス無く運用ができるようにした「棲み分け」ではないでしょうか
この慣習・暗黙のルールに対して、了解しておくのが無難です
これは自分が開局した数10年前よりも以前からあった様ですから
アマチュア無線家らしい譲り合い、尊重の精神ではないでしょうか
さて、今年も50MHzを楽しんでいきましょう
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