このGWにHF帯を満喫しようと、某局がアンテナを建てたのだが入感するのだが飛んでくれないとか
表題からすると「何で飛ばないのだ?」という話になるのだが、当人の話を聞くと「そりゃ、飛ぶわけがない」という結果になる
以前はブロードバンドアンテナを使っていたみたいで
今回はベランダの手すりを利用して水平に小型Vダイポールアンテナを設置
干渉するものは無い模様
アンテナ調整も説明書通りに行ったと言っているものの、微調整はSWR計で確認しながら行ったかと聞くと
説明書通りに行ったからしていないが、無線機内蔵型のアンテナチューナー使用で1.1まで落ちているとか
えぇ…Σ(・□・;)マジスカ
アンテナチューナーを使わずにスルーで計ってみてもらい、結果は概ね2.0~2.5…
それ以下になるところはほぼ無いらしい、3.0以下ならアンテナチューナーで調整をとるのは可能ではありますが
それ、調整以前にアンテナとして成り立ってないのでは?
というか飛ぶはずがないだろう(;´・ω・)
アンテナチューナー自体から同軸ケーブル含んでアンテナとの整合をとっているけど
受信自体は入感する様になりますが
SWR1.1になろうがアンテナエレメントが勝手に最良位置に伸縮する訳では無いので、電波の出口自体は(効率が)悪いままなので飛びは悪い
そこで大きく損失してしまっていますから
この場合、無線機内蔵アンテナチューナーは無線機保護回路みたいなもので
SWR1.1なんて見掛け倒しな数値ともいえるかも
できるだけ最良に調整して、カバーできない部分はアンテナチューナーで補うのがいいかと
ただ説明書通りにやればいいという訳では無いのですが
当人はあまり納得してくれない様子でした…
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