大規模太陽フレアの発生でHF帯がダメですね

デリンジャー現象・磁気嵐が発生中

世界各地では太陽フレアが起因とするオーロラの発生が確認されています

懸念されている通信障害及び停電なども発生していない様子で、一般の方には問題が無いかもしれませんが

北海道でも観測することができたオーロラ、珍しいことで一般の方にはよかったかもしれない

スマホやGPSなどの障害も特に発生していないようなので、騒ぎにもなっていないようだし

しかし、アマチュア無線で特にHF帯を運用している局には、歓迎できない事態だと思います

同じくバンドを運用している業務局も困る事態だと思いますけど

以前はハイバンド位しか開けていないね、とか楽観的であったのですが

しかし、いざとなるとハイバンドまで厳しくなってきている状況でFT8までもです

週末に7MHzをワッチしていましたが、本当に入感局が少なくなっていました

「休日、昼間の7MHzだよね？」と思えるほどです

21/28MHzでもアジアやオセアニア方面は入感してくるが、ヨーロッパや北米は厳しすぎるほどです

FT8で見えてはいるが…というところでした

「全く入感しない」ということではないので、それなりに交信は可能なのですが

これも24時間ダメという訳では無く、おさまればそれなりに入感してくるからタイミング次第なのです

この影響が原因となっているのか

自分は体験できていないのですが、高い周波数でのEs・ダクトが異常発生しているようです

無線部屋にいる時は常時ワッチのバンドにプラスして、V/UHFのメインを聞いているようにしていますが、聞こえたことがありませんが

351MHzでも体験ができたという話も聞いたりしています

これも楽しみのひとつで

せっかく運用したものの、この状況では交信どころではない

何とかならないのか…と思うところではあります

しかし、この様な体験は一般の人的に考えれば、通常生活では体験することができない、アマチュア無線を運用している人が体験できる現象です

この様な現象「デリンジャー現象」「磁気嵐」は、宇宙的規模で起きている、実感できるレア現象として(大袈裟ですかね…)受け入れてしまおうかと

Es等の様に「遠距離通信ができた！」と喜べる一方、この様な現象で「通信ができなかった」という時もある

いつも安定してつながるような無線通信ではない、アマチュア無線家ならではの状況である

これも楽しみの一つであると思いたいです